どうも、ちー(@chiiapparel_1)です!
古着を検品していると、
あっ、シミ!
と、小さなシミを見つけてしまうこと、ありませんか?
そんな時、いきなり丸洗いするのはちょっと待った!
時にニットなどのデリケートな素材の場合、縮んでしまったり、風合いが変わって売り物にならなくなってしまうことがあります。
それに洗って乾くまで時間がかかってしまい、出品や販売までに時間がかかってしまうので全部を丸洗いすることはお勧めできません。
手間や時間がかかってしまうので、古着を丸洗いするのはあくまで最終手段です!
少しのシミなのにな…という時は、ちょっとだけシミ部分を【部分洗い】してみるといいですよ。
ほんの少しだけ洗剤を付けて、水で洗い流すだけです。カンタンですよ。
部分洗いをショート動画にしてみた
というわけで古着の部分洗いをショート動画にしてみましたので、ぜひご覧くださいね。
ほんの数十秒で見れる内容になっています。
実はカシミヤニットです
動画内の衣類はなんと【カシミヤ100%】のニットです。
カシミヤのニットなんて、デリケートなので自宅で洗うのは大変ですが、サッとの部分洗いであれば風合いを損ねず綺麗にすることができます。
もちろんニット以外にも、シャツやカットソーでも可能です。
すぐにできてすぐに乾くので、仕入れた古着の汚れはまずは部分洗いからをお勧めします。
部分洗いにオススメの洗剤
部分洗いにお勧めの洗剤は、動画内でも利用していますが【台所洗剤】がお勧めです。
中性で優しく、それでいて食べこぼしや油汚れも落とせる洗剤なのでちょっとしたシミ落としに重宝します。
そのほかに私が部分洗い時に使う洗剤は【ウタマロリキッド】という衣類用洗剤です。
↑画像をクリックすると、Amazonのページに飛びます。
ウタマロといえば固形石けんの方が有名ですが、「蛍光増白剤」という衣類を白っぽくする成分が入っているので私は使いません(後述しますが、ウタマロの固形で大失敗したことがあります…)。
ですので、蛍光増白剤が入っておらず、さらに優しい中性であるリキッドタイプのウタマロ洗剤をお勧めいたします。
部分洗いの注意点
そんなわけでササッとできる衣類の部分洗いですが、いくつか注意点があります。
・蛍光増白剤が入っていない洗剤を使う(※丸洗いする場合もです)
・ニットなどのデリケートな素材の場合、水に濡らす時間はできる限り短くしタオルで水気を必ず吸い取る
・高額・高級ブランド衣類はにはやらない。部分洗いでも色抜けなど失敗する可能性有り
(特にウールやカシミヤなどのコート、レザー素材にはやらない)
※少しくらいの汚れでも売れますので、あまり神経質にならないように
蛍光増白剤入りで過去に大失敗…
蛍光増白剤については、先ほどウタマロの固形石けんのところでお話しましたが、裏の成分表を見て記述があるものは基本的に使わない方がいいです。
基本的なお洗濯の場合にも、真っ白なワイシャツなど以外は入っていない洗剤を使った方がいいと思います。
私物の黒のデニムや黒のTシャツがあっという間に白く色落ちしていく…という経験、ありませんか?
もしかしたら蛍光増白剤が入っている洗剤かもしれませんよ。入っていない洗剤に変えたら、色落ちがあまりしなくなっていく可能性があります。
また、過去にウタマロの固形石けんで白いスウェットの汚れをこすったら、その部分だけ青く色が変わってしまったことがあります。
子供用の白い上履いくらいなどならいいと思うのですが、この経験から私は少なくとも自分の商品にウタマロの固形石けんを使うことはありません。
というわけで、ウタマロリキッドなど蛍光増白剤が入っていない洗剤をお勧めします。
たとえば私が他に使っている蛍光増白剤が入って洗剤は、「ナノックス」です。洗濯をする場合は全てナノックスを使っています。
↑画像をクリックすると、Amazonのページに飛びます。
しかもずっとこの4kgの業務用を買って、詰め替え続けています。笑(ガチ勢すぎ…)
ほかにも蛍光増白剤が入っていない洗剤はあると思いますので、お店で選ぶときはぜひ裏の成分表をチェックしてみてくださいね。
水に濡らす時間はできるだけ短く
素材が高級になるほど、基本的に水洗いを推奨していない場合が多いです。
このような感じの、洗濯おけに×マークがついているものは基本的に家庭での水洗いNGです。
なので、部分洗いの場合は基本的にすぐにタオルで水分を拭き取れば大丈夫であることが多いですが、
それでも風合いが変わってしまう(縮んでしまうなど)のリスクがありますので
できる限りそのリスクをなくすためには、本当に短時間でササッとやってしまうことがポイントです。
もちろん、それでも風合いが変わってしまうことは十分にあり得ますので、最終的には自己判断でお願いします。
できれば、最初にやってみる時は失敗してもOK!と思える私物の衣類で試してみるといいですよ。
高級ブランド衣類にはやらないこと
これも私が以前経験した失敗例ですが、「バーバリー」の高級なトレンチコートを部分洗いしたことがあります。
そうしたら、見事にその部分だけ色落ちしてしまい、やらなきゃよかった…という後悔する結果に。
実はハイブランド衣料は自宅でお洗濯をすることは前提として作られておらず(セレブはお洗濯などしませんから…)、
水に濡らしたり洗剤をつけたりすると風合いが変わって色落ちしてしまうことはよくあるんですよね。
ですので高いブランドの商品ほど、濡らしたり洗ったりはお勧めしません。
特にアウター類(ウールコートやレザーなど)は自宅で洗濯できるものは稀ですので、
洗濯マークに〇が付いているもの以外は自己判断で洗濯などはしないようにしましょう。
そもそも、神経質になりすぎない
そもそもの大前提なのですが、メルカリで古着せどりをする場合は当たり前ですが【中古品】を売っているわけなので
多少のシミや使用感があっても十分に売れます。
もちろん綺麗な方がいいですが、多少の汚れならわざわざ色々と手間やリスクをかけて洗うより
サクッと少し相場より安めで売ってしまう方が、手間なくラクチンな場合もあります。
特に人気の高級ブランド衣類だったり、アウター類は多少のシミがあっても問題なく売れる場合が多いです。
シミは必ず落とさなきゃ!キレイにしなきゃ!
と、完璧を求めすぎてしまう人がいますが、そもそも中古品を新品のようにすること自体が不可能なことなので
あまり細かく気にせず、ほどほどの感覚でやることをお勧めいたします。落ちない時は仕方ないですし。
でないと、苦しくなってしまいますので。
きちんと該当箇所を撮影して説明文に書けば問題ないですよ(もちろん、隠すのはNGです)。
シミ落としなどはほどほどに!あくまで中古品ですので、新品のようにはできません。
あまりに神経質にはならないでくださいね。
まとめ
というわけで、ササッとできる衣類の部分洗いについて解説いたしました。
ほんの少しの手間で売れ行きや売上をアップさせることができますので、ぜひやってみてくださいね。
ただし、あまり神経質になって新品のようにまっさらに綺麗にする必要はありません。
やってみて落ちなかったら仕方がないし、必死に洗って色落ちなどして売り物にならなくなる方が困るので
あくまでほどほどの感覚でやることをお勧めします。
それが長く続けていくコツでもあります!
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