どうも、ちー(@chiiapparel_1)です!
もう一月の末ではありますが、先月である2021年12月のせどり実績について書いていきたいと思います。
一年のうちの12月は、年末商戦と呼ばれるだけあって物販にとって最も商品が売れる・稼げる時期として有名ですが
私自身も、メルカリ+ラクマ+ヤフオクの販売実績が自身過去最高となる
【月利100万円】を達成することができました!
Twitterでも先に発表させて頂きましたが、たくさんのいいねやコメントを頂き、本当にありがとうございました。
ツイートでもサクッと先月の感想は書いているんですけど、さすがに今回ばかりは大きな金額を達成したので
自分の備忘録も含めまして、メルカリ・ヤフオクの古着せどりで月利100万円を達成した軌跡を書き残しておきたいと思います。
12月せどり実績・売上&利益&利益率の発表
・売上 250.7万
・利益 104万
・利益率 41.5%
・最高日商 20万、最高日利 9.6万(12/7)
というわけで、上記が月利100万円達成の具体的な数字となります。
尚前提条件として、この売上表の付け方は
・メルカリ+ラクマ+ヤフオクの3サイトでの結果を記録
・メルカリ、ラクマは到着日ベースで反映
・ヤフオクは出荷日ベースで反映
・諸経費とは主に発送時の送料金額
・ただし、仕入れ時のクーポン割引金額は諸経費より差し引き
という条件で記録しています。
メルカリとラクマが到着日ベースで記録しているのは、単純に私が税理士さん側に提出している売上データ資料がそうであるのと(メルペイ等に反映された日ベースで提出しています)、
何か不都合があれば返品キャンセルが発生する場合があるため、確実に売上確定した日=受取日に管理ツールにデータ入力することにしています。
しかしヤフオクは受取日ではなく出荷日ベースでやっている理由は、ヤフオクは特にこちらが評価返しなどが必要なく、
ほとんどキャンセルも発生したいため(ノークレームノーリターンがヤフオクの基本)、出荷を最後にこちら(出品者)がやることが無くなるため、
ヤフオクは出荷時点で一緒に売上を付けてしまうことによってその後の私の作業量を減らすためにそうしています。
月利100万達成!って言っても、人によって記録の仕方や条件って違うと思うんですよ。ですので、まずは先に私の状況を説明させて頂きました。
ちなみに、私が売ったものはほぼ【レディース古着(中古衣料)】のみとなります。
私の場合ブランドバッグや、メンズの古着を扱うことはほとんどなく私はほぼ【レディース一本】です。
ごくたまーに、メンズ衣料で良いアイテムが見つかれば仕入れることもありますが、あっても数か月に1~2点くらいですね。なのでほぼ扱っていないと同義かなと思います。
※ただし、古着卸でまとめて業者さんから仕入れたときに、その中に数点メンズが入っていることもあります。私が自主的にメンズをリサーチして店舗などから仕入れることはほぼないです。
実は去年まではメンズ衣料も多く扱っていたんですけど、やっぱり自分が得意なジャンルは圧倒的に【レディース】だと感じ
リサーチの手間を減らすためにも、今回はガッチリレディースに絞り活動していました。
とまぁここまでが私の売上入力の前提条件でして、12月にせどりで100万円稼ぐまでにやったことを記していきたいと思います。
月利100万円までにやったこと①…とにかくアウターを売りまくった
月利100万行くまでにやったことの第一位は、なんといっても【アウターを売りまくった】です。
アパレル秋から冬というのは一年で最もアウターが売れる時期でして、私はこのアウター転売がかなり得意なジャンルの一つです。
秋冬のアウターと言えば
・秋(8月後半~10月ごろ)…トレンチコート、キルティングコート・ジャケット、ウールコート、ダウンジャケット・コート
・冬(11月~2月前半ごろ)…キルティングコート・ジャケット、ウールコート、 ダウンジャケット・コート
等々、思いつく限りのコートやジャケットが色々と売れる時期です。
特に今季(2021年)は、8月後半くらいから秋冬のアウターがどんどん売れだすという、ちょっとイレギュラーな年でした。
8月後半も一応秋物が売れだす時期ではあるんですけど、ここまで勢いよく売れ始めるというのはなかなか珍しい年だったかと。
様々な業者さんともお話しましたが、皆さん同じように口をそろえて言っていましたね。
考えてみれば8月後半(オリンピック終わったころ)は雨がよく降って全国的に天気の悪い日が多く気温が下がったため、
そのような状況になったのだと思います。
そんな感じで昨年は8月後半~続々と秋冬衣料が売れだした年でしたが、その勢いは年末まで一切衰えることなく12月も冬物がガンガン売れていきました。
例えばとあるダウンジャケットへ、12月にこのようなコメントが入りました。
今年は寒くなりそう…と予測した人が多かったみたいですね。実際、他のニットなどの商品にも同じようなことを言う購入者さんが多かったように思います。
ちなみに、これを書いているのは2022年1月末ですが、1月中もほぼ勢いは衰えることなく冬物が売れていきました。
いやー、1月もほんと雪が多くて寒かったですもん。私北海道なので余計にです。
正直1月は災害レベルに雪が降りました。ちょっと荷物も遅れがありましたね…。
というわけで、11~1月は冬物を売るトップシーズンということですね。
来季も忘れずにこの時期に冬物の在庫を充実させて販売していきたいと思います。
アウターの単価を1~2万円台から一気に3~5万台まで上げた
そんなわけで、勢いよくアウターを売っていた12月なんですが、11月末ごろに試しで仕入れた
1万円前後のとある高額ブランドのダウンを3万円以上で出品してみたのですが、ポンポンポンと出品から3日以内にすぐに完売してしまった日がありました。
この結果から、
あ、高額アウター全然イケるじゃん!!
と確信し、そこから12月は1~2万仕入れ→売値3~5万円台のアウターをガンガン出品・販売する生活が始まりました。
思い起こせば、11月の最終週からアウター含め色々な商品の売れ行きが本当にすごかったですね。
この「イケる!」の感覚を掴んだ私は、その勢いに乗って12月に突入していったのでした。
最終的に12月に売った約3万円以上の高額アウターは実に30着以上、売上にして130万円以上となりました。
さらに、数千円~2万円くらいまでのアウターも売っているので、全てのアウターで稼いだ利益を合わせると約68万円以上に。
この結果から、冬のアウター転売はかなり稼げるということを実感した一か月でした。
なんと利益の約7割がアウター!ダウンなど分厚いアウターはかさばるから嫌…という人が多いので、逆に稼ぎやすかったのかな?とも思います。
月利100万円までにやったこと②…過去の販売実績がない商品も積極的に売る
今回、利益の約7割がアウターだったと書きましたが、そのほとんどがあまりメルカリでの過去実績のない商品も多かったです。
一応有名ブランドがほとんどですけれど、なんていうか過去に売れている価格がバラバラで、仕入れの判断がしづらい商品も積極的に挑戦いたしました。
それは残り約3割のアウター以外のアイテムでも同じことが言えます。
つまり、今までの自分のせどり経験から、メルカリの過去販売履歴に頼りすぎないリサーチスタイルを行っていたということになります。
せどりのリサーチ・仕入れと言えば
・過去の販売履歴を参照
・同じものを見つけて大体の相場を把握
・仕入れ値と比べて利益が出ると判断したら仕入れ
という流れが一般的なのかなと思いますが、もちろん過去のメルカリ・ヤフオクの過去販売履歴も参考にしますが
全く出品されていなかったものでもどんどんと仕入れて販売していたので
・私の過去のせどり経験からの、利益が出るかどうかをリサーチ、仕入れ判断
をしていたため、他の人では全く予測のつかない商品の仕入れと販売を行っていたのでは、と感じます。
周りのせどらーさんたちに詳しく説明すると、「そんな仕入れ判断する人は見たことない」と思う人が多いみたいです。笑
実際に、私が取引をさせて頂いている古着卸の社長さんにも、私のメルカリアカウントをお見せしたことがあるのですが
そのブランドのアイテムを、そんな高い値段で売ってるの!?
と、驚かれたこともあります。
もちろん私自身まだまだ勉強中の身ではありますけれど、たとえメルカリに過去の販売実績が無くても
・そのブランドの人気度、価値、価格帯
・素材やデザイン、サイズから見込む需要度
・その他季節の変化から見込まれる売れ行き
を紐解いて考えられるようになると、一気にリサーチと仕入れはやりやすくなっていきます。
物の人気度や価値から販売額を見込んでいくため、周りの人が付けないような高い値段でも売れていくことも多かったです。
実際に出品して大体2~3日もすればどんどん売れていきましたし、遅くても一週間を見れば大体の高額アウターは売れていきました。
そんな感じでどんどんと商品が売れて在庫が減っていくので、さらに毎日のように仕入れをして届いたら出品して…と繰り返していきました。
仕入れは電脳中心ですが、毎日のように仕入れをしていましたし、届いた商品はすぐに毎日出品していました。
ほぼどんな作業でも毎日休まずやっていたと思います。
ちなみに周りのせどらーも追い付いてきたけれど…
少し手前みそ的な話をしますが、それだけ高い値段でポンポンとアウターを売っていたので、
だんだんと周りの同業者さんであるメルカリ転売ヤーさんも同じような商品を出し始めてきているのは把握しておりました。
が、そうなると普通はだんだん飽和して自分からは売れづらくなっていくかと思うんですけど、不思議なことに私の方が高くても売れていたんですよね。
これはどうしたものか?と私も思ったんですけれど、結局のところ
・撮影画像
・商品説明文の作り込み
・サイズや色、デザインから見込む予測販売額
などのような総合的な出品力(とでも言えばいいのだろうか?)が私の方が高いのか
私が出している商品の方が高いのに、私の方から売れている事が多いように見受けました。
(実際に私が出していたブランドのアウターを出している別の方は、私より安くしていても売れ残っていることも)
もちろん100%完璧にメルカリに出品されている商品を見て確認したとは言えないので、もちろん私より高く売っている方もたくさんいらっしゃると思います。
さすがに私だけが毎回高く売っているとは言いません笑
ただ、こんなツイートも12月にしたんですけれど
メルカリで高く売り抜いていきたいなら、きちんとした
・撮影のコツ
・ブランドごとによる出品のコツ
・アイテムごとに変わる説明文のコツ
が数多く私のなかで存在しているんですよね。
なのでただ単純に商品だけを真似て仕入れても、撮影や出品まで構築しないとその値段では売れないのでは…と感じることも。
大きなお世話だし、お節介な意見だということはよくわかっているのですが💦
そんなことを思った12月でした。
意外と色々と商品ごとに戦略を変えて出品しているのですよ。
とはいえ、私は別に難しいことをしているわけではなく、本当にちょっとしたコツだったり、
商品を売るという本質的なことをやっているだけだったりします。すごく変わったことはしていません。
しかし、今回この経験をしたことにより、自分の中の物販手法がまた新たに構築されて確立したかなと感じたので
そんな内容を今年は色々と発信していけたらいいなぁと思っています。
この12月の経験は、私が今後物販をやっていく上での大きな自信にも繋がったかなと思っています。
月利100万円までにやったこと③…数千円~1万円台くらいのニット等も売っていた
ガンガンとアウターで稼いでいたという話をしてきましたが、ではアウターだけを売っていたのか?というとそうではなく
先ほども書きましたが利益の約7割がアウターでしたので、残り約3割は別の物を売っていたということになります。
ではざっくり何を売っていたのかというと
1.ニット(セーター)
2.ワンピース(※ニットワンピ含む)
3.フォーマルスーツ
4.ストール、ブランド財布などの服飾雑貨(※全5点程度)
内訳的にはほとんどがニット、次点でワンピースやフォーマルスーツ。
ニットと言ってもニットワンピースという選択肢もあるので、ニット(トップスやワンピース含む)という感じです。
ストールや財布等の雑貨類はそれぞれ2~3点くらいですので、主力とは言う部分ではなく在庫処分的な部分も多かったです。
ストール類はたまたま店舗などで良い物を見つけたので12月に仕入れましたが、財布類は前月までの在庫処分です。
そんな感じでまとめると、アウターの次に売っていたのがニット(セーター)ですので、ニットはかなり主力アイテムと言えます。
売価的に数千円~高くても1万円台くらいなので、3万~5万のアウターに比べると地味で低単価に感じるかもしれませんが
・売れ行きが鈍りがちな月半ばでも変わらず売れる
・2、3枚以上~でまとめ買いをしてもらえる
・高額アウターの出品が間に合わない時など在庫が薄いときでもあるといつでも売れてくれる
と、どんな時でも変わらず売れてくれて、しかもまとめ買いをしてもらいやすいという大きなメリットがあります。
たとえば、ちょっと見えづらいかもしれないのですが、上の画像の赤枠で囲ったあたりの他の日と比べて売上が低い日あたりは
アウター以外のニットや雑貨の売上が入った日でもあります。
たとえ売上と利益が他の日に比べて低いと言っても、もしニットや雑貨を出品していなければその日は売上がゼロだったかもしれないんですよね。
高単価・高利益商品を売るようになると、低単価はスルーして仕入れなくなる人も多いんですけど
こうして売上ゼロ日を回避してくれたりと、全体の利益の下支えになると私は感じているので、決して低単価商品は馬鹿にできないと思っています。
稼げるようになると低単価商品はスルーしがちですが、意外と馬鹿にならないと思っていますよ。
それにしてもこうしてグラフにして見ると、やはり月半ばに売れ行きが一旦落ちる日があることがよくわかりますね。
後半にも書きますが、この月半ばの売れ行きが落ちる時に仕入れや出品をいかに止めないかも毎月メルカリで物販をやっていく上での大きな課題でもあると考えています。
スーツ、実はもうガンガン売れるんです(※ただしコロナの動向には要注意)
余談ですが、卒業式や入学式がある春は「フォーマルスーツが売れる」ということは知っている人も多いのではと思います。
しかし、よく売れる時期は2~3月くらいの春だと予測していませんか?
実は例年…年末の12月からどんどん売れ始めるのです。しかも高値で。
売れ行きのピークは1月末~2月入ってからかな、とは思いますが先取りで高値で売れるのは、メルカリの場合12月~年明け1月ごろだったりします。
出品や仕入れが追い付かなければもちろんまだ1月はアウターやニット優先でも構いませんが、もうスーツはどんどん仕入れて出して行ってもいい時期なんですよ。
これは数年前から【レディーススーツせどり】で様々な人に数十万円単位で稼がせてきた私が太鼓判を押します。
実は私、レディーススーツも売るのかなり得意なんです♪
レディーススーツを覚えると、春だけでなく通年稼ぐことが可能になりますのでぜひ注目してくださいね。
私がメルカリで「初めて約10万円」稼いだのがレディーススーツせどりでした。スーツも相当稼げるジャンルですので、覚えて損はないですよ。
ただし、今年に入ってからかなり全国的に新型コロナが再流行中でもあります。
このまま流行が続けば、各園・各学校の卒入学式が中止・縮小の傾向になるかもしれません。
となると、もしかしたらレディーススーツの売れ行きにも影響するかもしれませんので、その点は注意が必要です。
しかしながら、そういった動向に注意しつつ先週一週間スーツを少しずつ試しに出品していきましたが
今のところあまり売れ行きにそこまで影響は出てきていないかなとも感じています。
先週レディーススーツを6着ほどメルカリで出品しましたが、既に4着売れており半分以上が完売したことになります。
一週間でこのペースなら合格点かなと。
ですので、個人的には今年もレディーススーツはイケるなと感じており、スーツの追加仕入れも進めています。
実際、スーツ自体は通年売れるアイテムの一つですからね。たとえ春のスーツの勢いが例年より鈍ったとしても、一年通してみれば大体は売れていきます。
というわけで、このまま様子を見つつ春はいつも通りスーツ販売を続けていこうと計画しています。
レディーススーツは今のところいつも通り売れていますね。が、もちろんコロナ禍でもありますので様子は見ながら仕入れ・販売していく予定です。
月利100万円までにやったこと④…在庫がもう無い!→セカストに走って大正解
基本的に仕入れはほぼネット仕入れ(電脳仕入れ)で済ませている私ですが、
12月半ばごろに完全に高額アウターの在庫切れとなってしまい、その他商品の在庫もスカスカになってしまうというピンチ状態がありました。
しかも地元札幌はその月一番の大雪が降ったような日で、その前日、前々日頃にネットで仕入れた商品は到着が遅れるのではと予測できるような日がありました。
仕入れた商品の到着遅れがあれば、それだけ出品も遅れる=売上が入らないという事態に陥ります。
これだけポンポン売れている年末のかき入れ時にそれだけは避けたい、と考えた私は大雪の中店舗仕入れ(セカスト)まで車を走らせたのでした。
結果的にこれが大正解!ここでの仕入れで、この月一番の【一撃4.3万円利益】を出すことができたのです。
一点で4.3万円利益をを出したのもアウターでしたが、実はセカストオンラインに掲載だったアイテム。
全国にチェーン展開しているセカストは、各店舗で販売している商品をオンラインショップ上でも販売しており
その商品は日本中どこにいても購入することができます。
↑セカストオンラインのサイト
ですので、最近はTwitterでもセカストオンライン(略してセカオン)から素早く仕入れてせどりしている人も多いので
美味しいセカオン商品はすぐに売り切れてしまうんですけれど、私が買った商品はそれまで誰も買わなかった売れ残り商品です。
ではなぜ、私はそのセカオンで売れ残っている商品を仕入れたのかというと、
セカオンの商品を実際に見てみたのですが、掲載画像がとても暗くて、状態の説明などがかなり少なくわかりづらいページで販売されていました。
例えば以下のスクショページは私が実際に仕入れた商品ではないですが、全体的にこんな感じで出品されています。
ちょっと高額商品を売るには、画像数や状態説明が少ないですよね。となると、例え仕入れだとしても状態がわからなくて不安なため仕入れられない人が多いのです。
しかし実際に私が仕入れた商品を店頭で手に取って見てみたら、「利益が取れる!」と思い仕入れることができましたので
つい自宅にいてできる電脳仕入れだけに頼ってしまいがちですが、時には自分の足を使って仕入れに出かけないといけないな、と感じた出来事でした。
もちろん、家で電脳仕入れすることが悪い事では全くないです。私もほとんど電脳仕入れですし、都合によりなかなか店舗に出かけられない人も多いと思います。
でも、やはりリアルに物を手に取って見てみないとわからないこともたくさんある、と感じた経験となりました。
電脳仕入れは家にいてできるしオススメ!…だけど、時々は店舗に行って実物を見て仕入れることも大事だと感じました。
そもそも、ネットで仕入れるより自分で店に仕入れに行く方が、到着までの時間を待たずに済み、
撮影も出品もすぐに取り掛かれるのが大きなメリットですからね。
事実、この一撃4.3万利益も仕入れた翌日に出品して2~3日以内に売れましたし、そのほかに仕入れたアイテムもすぐに売れていきましたので
年末の売り時を一日でも逃すという残念な結果は避けられたので、直接店舗に行って良かったなと思います。
個人的には、最終的に店舗も電脳もどちらも仕入れができるようになっていることが理想です。
月利100万円までにやったこと⑤…メルカリとヤフオクで瞬時に商品を分けた
さてここからはTwitterには書ききれなかった部分。ヤフオクについて。
今までもメルカリ・ヤフオクは並行して利用してきましたが、最近はメルカリを中心に販売していることが多く
先々月Twitterで発表した11月の売上・利益実績ツイートでもしたのですが、
こう宣言していたように、ヤフオクの1スタは辞めたのでした。もう1スタを辞めてから数か月が経過しています。
ちなみに、一応説明しておきますが「ヤフオクの1スタ」とは、ヤフオクで出品価格を1円でスタートし、安い金額から高値の落札を狙って出品する手法です。
もちろんヤフオクを完全に辞めたというわけではなく、業者さんから入れている安い古着を外注さんに出品してもらったり
メルカリで出品していた商品を一気にヤフオクで安値スタート(1000円~)して一気に売り切る、というような使い方はしております。
敢えてヤフオクの1スタ用に、商品を仕入れて出品するということを廃止したという感じですね。
が!
とある日、ふとメルカリで出していたあるブランドのアウターが
「多分コレ、メルカリでジリジリいいね集めしてるより、スパッとヤフオクで安く出した方が”高く売れる”な」
とピンときた商品があり、メルカリで出していた商品をヤフオクで1000円スタートに切り替えました。
結果、メルカリで出していた価格より4000円以上高く売ることに成功いたしました。
これは見逃せない価格差ですよね。あのままメルカリで出していたら、さらに値下げ交渉にも合って安く売っていたのではないかと思います…。
しかもヤフオクは送料が別なので、送料分も得をしています。
ヤフオクは送料別で出品(送料を購入者負担)できるので、メルカリより送料分こちらが儲かるんですよ♪
ヤフオクは送料別と考えると、仕入れ値ギリギリの価格で終わったとしても損はほぼないというところも良い点ですね。
こんな感じで、「もっとヤフオク行けるな!」と感じた私は、少しずつですがヤフオク用の安値スタート商品も仕入れ始め、
12月はメルカリと並行してヤフオクの1000スタも積極的に行い始めました。
昨年は1スタやっていたようなジャンルの商品を、今季は1スタではなく1000円スタートで出品したという感じです。
ずっとやってきて思いますが、古着にはメルカリ向きとヤフオク向きの商品が存在します。
完璧に仕分けることは難しいですが、確実にその傾向は存在します。
メルカリ向き・ヤフオク向きの商品とは
とここまで書くと、では
メルカリ向きとヤフオク向きの商品はどう見分ければいいの?
という疑問が沸くかと思います。
しかしこの部分は私も数年かけて研究し試行錯誤している部分で、なかなか一言ではっきりと言い表すのは難しい部分でもあります。
なぜなら、正直メルカリで人気の商品はヤフオクでも人気であることが多いからです。
よく、メルカリはユーザーの年代層が若くてヤフオクは上の年代が多いと言われており、商品もそのような傾向があると言われてきましたが
どちらでも商品を売っていて思いますが、ここ1、2年はどちらもそう変わらないユーザー層になってきていると思います。
ヤフオクが年代高め、ということは否定しませんが、メルカリにもその高い年代層がどんどん入ってきていると思うからです。
あとは、単純に人口が10~20代の若い世代より30、40代以上の方が人口が圧倒的に勝っているため、上の年代の人はどこにでもいます。
ある程度大人の年代に人気で知名度が高いブランドは、どこへ持っていっても人気だということです。
ただ一つ言うなら、メルカリとヤフオクの明確な違いは
メルカリ…欲しい人が一人でもいればOK・売れる
なのに対し
ヤフオク…安値からスタートするなら欲しい人が複数いないと値段が競り上がらない
ということ。
なので、ヤフオクはメルカリよりさらに
・人気で知名度が高い
・希少性が高い
・欲しい人が多い
ブランドであることが必要かな、と思います。
となると必然に歴史の長い老舗ブランドが入ってくることとなり(知名度から言って)、
歴史が長い=年代層が上の人も知っているブランドがヤフオクは強いということになるのかと思います。
しかし先ほども言いましたが、この辺は完璧に答えを出すことはなかなか難しいと思っています。
こればかりは、自身で色々と出品して試していくしかないですね。
メルカリでもヤフオクでも、売れたらOK!の気持ちで
メルカリとヤフオクの商品の違いとか、どちらで出すのが一番の効果的に高く売れるのかなど、
ある種の”正解”を求める人が多いように思いますが、そういった正解を求める必要は一切ないと思っています。
メルカリで高く売れるか?ヤフオクで高く売れるか?は、タイミングや運的な要素も強く必ずしも毎度どちらかで当たるかはわかりません。
今週メルカリで販売した商品が、もしかしたらヤフオクの方が高く売れたかもとかは、誰にもわからないのです。
どっちが良かったのかは言い出したらキリがないので、基本的にどこのサイトででも売れたならOK!の考えでやっています。
たまに、ヤフオクで思ったように値段が上がらず、普通に赤字を出すことだってよくありますよ笑
例えば2000円で仕入れた物が1000円で落札されたとしたら、「1000円も赤字を出してしまった…」と思うかもしれませんが
せどりの場合、100%全ての商品を思うように利益を出して売れるとは限らないので
むしろ「仕入れで先に支払った2000円のうち、1000円は戻ってきた」と考えるべきなんですよね。
みんな赤字額の方に目が行きがちですが、仕入れた商品が売れないままなら仕入れ代はお財布から出ていったままです。
一カ月ごとに全体で利益が出ていればいいので、多少の赤字なら売ってしまって少しでも現金化した方がいいですよ。
特に12月は、とにかく物がよく売れる時期なので、メルカリで大幅な値下げ交渉がきても利益が出ていればほぼ断らずガンガン売っておりました。
とにかく12月の売り時を逃すな、ということですね。
まーもちろんさすがにヤフオクで何個も何千円も赤字で終わるとちょっとテンション下がりますがね笑。
今回の12月の売れた物のうちでも、いくつかは赤字で売ってしまったものもありますし、ほぼ仕入れ値と変わらない値段で売れていった物も複数あります。
でも、全体で見れば100万円以上の利益が出ているのです。
そう考えると、仕入れ値トントンで売ったり、たまに赤字で売ることは怖くないでしょう?
一個単位で利益を見るものいいですが、一か月単位で全体で利益が出ているかを見ることも大事です!
ちなみにですが、私の場合ヤフオクで赤字終了しそうになっても、出品取り消し(キャンセル)はいたしません。
たとえ赤字でも売ってしまいます。
出品取り消しをするとなると、せっかく入札してくださった方々に嫌な思いをさせてしまいますし
ヤフオクの終了時刻に値段の動向を張り付いて見ていないといけないことになります。
ヤフオクの魅力の一つに、メルカリのような細かな値段交渉コメントに対応したり値下げしたりすることなく
出品して入札があれば後は終了まで放ったらかし、というところだと思っていますので出品取り消しはしないですね。
12月の反省点
ここまでかなり上手くいったようなことばかり書きましたが、反省したポイントもたくさんあります。
全部が全部うまくいったわけではないので、反省点についてもまとめます。
とにかく在庫が…ない!
もうこの一言に尽きる!って言ってもいいくらい、とにかく在庫が足りなくて奔走した一か月でした。
とにかく出せばどんどんと売れてしまい、高額商品でさえ2~3日で売れてしまうのは
いくら12月だったとはいえ予測の2~3倍のスピードでして
古着転売は在庫まずは100出品!最終的に200~300商品を目指しましょう!なんて言われる世界なのに
常に50~60点しか在庫がない状況だったのが、常にハラハラと在庫数を気にしなければならないというストレスがありました。
とにかく在庫が少なかったので、電脳で届いた瞬間から開けて撮影して出品して、翌日には売れて出荷して…みたいなスピード感でやっていました。単純に慌ただしくて大変!
それでも常時在庫50~60の商品数で利益100万売れたということは、せめて倍の100出品くらい常に在庫を維持していれば
もう少し余裕で月利100万円を達成できたか、それとも1.5倍くらいの利益は取れていたのではないか…
などと考えることもありましたが、まぁこの在庫を十分に持てなかったのは私の計算ミスであり、単純に実力かなと思います。
この結果をもとに、今月そして次の秋冬シーズンは余裕ある在庫数にしていたいなと思います。
外注さんに頼む余裕もなかった
一応近くに住む主婦さんに撮影やヤフオクの出品をお願いしているといういわゆる「外注さん」が私にも一人いるのですが、
12月は自分が忙しすぎて満足に外注さんに撮影などをお願いできなかったのも反省点です。
自分が忙しすぎてせっかくいる外注さんに外注をお願いできないという、実に本末転倒なお話です。
普通、逆ですよね笑。忙しいときほど、外注さんに頼るべきなのにその辺のスケジュールやマネジメント管理が全くできていませんでした。
もちろん、一部外注さんに頼んでいた部分もありましたが、全体の売上・利益からみるとおそらく0.5割程度…。
ほぼ9割以上自分でワンオペ作業していたことになります。これも慌ただしかった大きな要因です笑。
この点は本当に反省したので、今年一年かけて外注のシステムを構築していこうと思っています。
まとめ
ここまで長い文章をお読みいただき、ありがとうございます。最後にまとめに入っていきますね。
私が月利100万円に達するまでにやったことをまとめますと
1.冬にガンガン売れるアウターを売りまくった
2.そのアウターは単価を2~5万円程度に一気に上げた
3.高額アウターだけでなくニット等の低単価の商品も回転よく売った
4.在庫切れを起こさないように時には店舗に走って仕入れした
5.メルカリだけでなくヤフオクで売る商品も仕入れた
6.たとえ利益が薄かったり、時に赤字が出ても売ってお金に換えた
こんな感じかなと思います。
早い話が、季節でガンガン売れる商品をどんどん出品・販売し、単価を一気に引き上げ
そして在庫切れを起こさぬように、メルカリだけでなくヤフオクの販路も使った。という内容です。
よく、
毎月の売上と利益が、なかなか伸びないんです…
という相談を受けることがありますが、もしあなたがいつも以上に月商・利益を伸ばしたいなら、
・売る商品の数を増やす
・売る商品の単価をアップする
のどちらかは必ずやらなければなりません。
今回、私の場合はそのどちらも実行し、月利100万円以上を達成いたしました。
その分一か月の仕入れ費用もグッとアップすることになりますので、誰もが月利100万円を目指す必要はありませんが
少なからず前月より5万円でも10万円でも利益を伸ばしたいなら、上記のどちらかは実行しなければ達成しませんので
何かご自身の目標達成のために今回の記事がお役に立てたらなと思います。
オマケ・月利100万円越えを達成した感想
最後の最後に、オマケで私の感想を書いていきます。
今まで、せどりで月利50万円台は複数回達成していましたが、月利100万円を達成したのは先月が初めてです。
せどりで月利100万円を達成して思ったのは、せどりで100万稼ぐにはかなりガチで取り組まないと達成しないということです。
そんなん当たり前じゃん!?って思うかもしれないんですけど、最終結果が104万円だったところを見ると
どこかで少しでも仕入れや出品に気を抜いていたら、達成しなかったと思うんです。
少しでも、一か月の間に
・今日は出品しなくてもいいや
・仕入れは今日じゃなくてもいいや
という気持ちでさぼったりしていたら、おそらくどこかで売れ行きが止まり100万円を達成せずに終わったでしょう。
また、先ほどグラフを見てもわかりましたが、一か月のうち半ばごろは売れ行きが一旦落ちる日もやってきます。
この辺の時期に売れないことが不安になって仕入れや出品を控えてしまう人も少なくないんですよね。
でも今回私は、この売れ行きが落ちる時期も関係なく仕入れと出品を繰り返しています。
なぜ怖くないかというと、その後25日以降の給料日が訪れるとまた売れ行きが回復することがわかっているからです。
月半ばにあまり売れないな…と思っても、その後給料日以降は売れ行きが復活することがほとんどですよ!
むしろ売れ行きが復活した後に、仕入れ・出品をしていなかったために売る物が無いという状況が一番怖いんです。
なのでぜひ皆さんも、毎月今より月商と利益を伸ばしていきたいなら
どんな時でも仕入れと出品を怖がらずに実行してほしいですし
もし今資金の問題や仕入れる物がわからず困っている状況だったとしたなら、常にリサーチだけは辞めないなど
何かしらの行動を起こし続けてほしいなと思います。
その努力は、いつか必ず稼げる力となってあなた自身を助けてくれます。
リサーチ・仕入れ・出品…作業を止めずに絶えず努力を続けていけば、いつか必ず実を結び始めます。
さて、これで本当に今回の記事は終わりです!もしよかったら、TwitterやLINE@から感想を送って頂けると嬉しいです!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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