【初心者向け】ヤフオク出品かんたんガイド【Yahoo!オークション】

ちー

どうも、ちー(@chiiapparel_1)です!

みなさん、ヤフオク(Yahoo!オークション)はやっていますか?

以前インスタのストーリーズとX(旧Twitter)で以下のようなアンケートを取ったのですが↓

インスタより。圧倒的にメルカリのみ!
https://twitter.com/chiiapparel_1/status/1735878602909200765
Xは僅差でしたがやっぱりメルカリのみが一位!

「メルカリしかやっていない」という結果が第一位でした。

私としてはこれはとてももったいない!と感じておりますので、今回の記事を書くきっかけになりました。

なぜなら、ヤフオクは出しているだけで勝手に売れてくれるとってもラクチンなプラットフォームだから!

https://twitter.com/chiiapparel_1/status/1747965277059661915?s=20
普通に毎日売れたり

メルカリに匹敵するくらいヤフオクはよく売れるのですが、

困ったなぁ…

ヤフオクはよくわからない…

と、なかなか始められない人が多いのもヤフオクです。

確かに、メルカリと違った設定やシステムも色々とあるため、初心者には最初わかりづらいポイントが多いのも事実。

なのでこちらの記事では、初心者さん向けにヤフオク出品マニュアルを作成いたしました!

普段私がやっているやり方を中心に解説いたしますので、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

ヤフオクのメリット

私の思うヤフオクのメリットは、

・値下げ交渉なし(もしきても無視してOK)
・毎日の価格調整なし(メルカリの100円値下げのような)
・セールコメント入力の必要なし
・コメントの答えたくない内容はスルーでOK
・出したあとは終了まで放ったらかしでOK
・なので出せばあとは勝手に売れてくれる

・クーポンやイベントが頻繁に出るので購入者にもオトク

という、とにかく「出せばあとは勝手に売れてくれる」という点です。

メルカリのように日々100円値下げをしたりセールコメントを入れたりというような、日々の細かな手間が一切ありません。

なのでもちろん値下げ交渉文化もないですし、万が一そのようなコメントが来ても無視でOKです。

なぜなら、ヤフオクはコメントに返信しなければ全体公開されないからです。

なので「答えたくないな…」というような困ってしまうようなコメントはスルーでOKです。

なので基本的に出品してしまえば終了まで出品者がする作業はほぼありません(内容にミスなどがあれば別)。

出品したら放ったらかしでOKのため、ヤフオクはとてもラクチンなのです。

なのでもし、

メルカリの値下げ交渉がめんどくさいし、毎日の値下げやコメント入れの手間がかかって大変だなぁ…

と感じている人は、ぜひヤフオクにチャレンジしてみてくださいね。

また、ヤフオクには定期的に発行される値引きクーポンも多種多様にあるため、購入者にとってもオトクです。

ヤフオクのクーポン発行日やイベント中は特に売れやすくなりますので、合わせて出品するのも良いですよ。

ヤフオクのデメリット

・やり方がたくさんあって迷う
・メルカリに比べるとわかりづらい
・配送方法を先に指定しておく必要がある
(後から配送方法を変えづらい)
・安値の価格で落札されてしまう可能性がある(※回避方法あり)
・メルカリほど事務局の対応が手厚くない
(トラブル発生時は基本的に本人同士での解決になる)

ヤフオクのデメリットを感じるような瞬間は、上記のような場合です。

やはりメルカリほど機能が単純ではないので最初は分かりづらい部分もありますし、配送方法も先に指定する必要があります。

また安値スタートをすると安いまま落札されてしまう可能性はゼロではないです(ある程度回避するテクニックはあります)。

事務局の対応もメルカリほど迅速・手厚くはない部分もあります。

ただ、ヤフオク側も近年は色々とシステムの変更や改善を行っており、ユーザーに対しての対応も改善していっている印象です。

日々ヤフオク側も改善を重ねている印象です

メルカリだってトラブルが起きる時は起きますし、怖がりすぎても先に進めませんのでまずは少しずつチャレンジしていっていただけたらと思います。

私自身もメルカリやヤフオク合わせてすでに数千件の取引を経験していますが、どうにも解決しないトラブルに遭ったことは今まで一度もありません。

大抵のことは誠心誠意対応すれば解決するので、少しずつチャレンジしていきましょう。

ちー

基本的に取り返しがつかないトラブルはそう簡単には起こりません。普段通り取引していけばいいんです。

また、いろいろな手法があるということは、それだけいろんな方法で売れる可能性があるということ。

自分なりに色々と試行錯誤していくと、自分だけの売れる方程式を作り出すこともできます。

言い換えれば、それだけ試す楽しみがあるということ。こんなプラットフォーム他にはありません。

それではヤフオクの出品について解説していきます!

まずはYahoo! JAPAN ID登録

ヤフオクを始めるためには、まずYahoo!のアカウント(Yahoo! JAPAN ID)を取得しましょう。

※既に持っている方はこの項目は飛ばしてOK

Yahoo! JAPAN IDの登録には、携帯電話番号のSMS認証が必要です。

また、SoftBankやワイモバイルで契約している方は最初からIDを持っている場合があります。

自分のキャリアを確認し、IDを持っていないのであれば新規登録しましょう。

Yahoo! JAPAN IDの新規登録はこちら(Yahoo!のページへ飛びます)

操作はスマホアプリでもパソコンからでもOK

ヤフオクはスマホアプリもあります

ヤフオクもメルカリと同じようにスマホアプリからでもパソコンからでも操作ができます。

ヤフオク自体は非常に歴史が長いサイトですので、パソコンから利用している人も多いですが近年はスマホからのみの人も増えている印象です。

パソコンが無くてもできますのでぜひチャレンジしてみてくださいね。

今回は少しでも初心者の人がわかりやすいように、スマホアプリでの解説を中心に書いていきます。

その他・出品までの流れはガイドを確認

その他、ヤフオクで出品できるまでの登録方法は、以下のヤフオクヘルプも参考にしてください。

出品までの流れ(はじめて出品するとき、出品前の確認事項):Yahoo!オークションヘルプ

最初に出品者の住所氏名登録や、入金口座などの登録(Yahoo!ウォレット登録)などがあります。

最初に登録してしまえばOKなので、ガイドに沿って登録してください。

「出品」の場所を確認

Yahoo!IDを登録したら、ヤフオクのスマホアプリまたはパソコンからヤフオクのページにアクセスしてみましょう。

パソコンからの場合、以下にヤフオクのリンクを置いておくのでアクセスしてください。

Yahoo!オークションのTOPページへ

パソコンからだと、画面右上の「出品」のアイコンをクリックすると出品ページに飛びます。

画面右上に「出品」ボタンがあります

すると以下のようなページに飛びますので、こちらを編集していきます。

スマホアプリだと、画面下中央に「出品」アイコンがあります。

画面下中央に「出品」ボタンがあります

こちらをタップすると、以下のようなページに飛びます。

画像が既にある場合は出品ショートカットの「アルバム」からか、または右下の「出品」のどちらかから出品ページへと飛びましょう。

ここから具体的に出品について解説していきますが、今回はスマホアプリからのやり方を説明していきます。

パソコンからでもほとんどやり方は変わりませんので、同じように操作していっていただけたらと思います。

パソコンからだと「フリマアシスト」を使うと便利

簡単に情報をコピー出品できる!

パソコンがある人なら、「フリマアシスト」というGoogleChromeの拡張機能を利用するとメルカリからヤフオクへと簡単に情報をコピーすることができます。

もし、メルカリの商品をヤフオクへと出品を切り替える場合はぜひ以下の「フリマアシスト」を利用してくださいね。

ちー

メルカリ→ヤフオクへ出品を切り替える場合は「フリマアシスト」が便利!Google検索するとフリマアシストの作成者「きよまろさん」のブログ記事が出てくるので、設定方法を確認してくださいね。

ヤフオクのルール上、中古のような一点モノを複数のサイトに出品することはNG行為とされていますのでご注意ください。

ちなみにフリマアシストは、メルカリ→メルカリでの再出品もワンタッチでできるようになります。

一度使うとない世界には戻れない…!というくらい便利なので、ぜひ導入してみてください。

個人的にはメルカリもヤフオクも出品はパソコンからやった方が100倍くらいラクです。

特に最近、スマホからメルカリやリサーチのやりすぎで

目の疲れがひどくて…

と感じている人は、パソコンからの作業に慣れるようにしましょう。

実際に出品する

それでは実際に、具体的な出品方法を解説していきます。

画像の選択(10枚まで)

ヤフオクの画像は10枚まで選択できます。

メルカリでは現在20枚まで選択可能になりましたが、ヤフオクは10枚です。

もし、メルカリからフリマアシストで情報をコピーする場合は自動でメルカリ側の10枚目までの画像が登録されます。

つまりメルカリ側の11枚目以降は削除されてしまいますので、ある程度重要な画像は最初の10枚までに登録しておくようにしましょう。

私はメルカリからヤフオクに出品する場合も同じ画像を利用していますが、わざわざ分割(コラージュ)画像を作ったりはしません。

個人的にはあまりに大量に画像が登録されていても見る方も疲れてしまうので(意外と見てもらえないもの…)、基本は7-8枚から多くても10枚まで(せめて12~13枚以内)に載せたい画像を収めるといいと思います。

ちー

あまりに画像が多く載っていると、見る方も疲れたり迷ったりしてしまう(色が違ったりすると)ので、基本7~8枚から多くても10枚以内で十分だと思っています。

商品名(タイトル)を入力

次に商品タイトルを入力しますが、スマホアプリだと画像を選択後自動でタイトル候補の単語が出現します。

スマホアプリは画像から自動でタイトル候補が出る!

フリマアシストだとタイトルもメルカリの内容が自動で入力されるのですが、アプリだけの人はこの候補も利用してもいいかなと思います。

ヤフオクはタイトルに最大全角65文字まで入力でき、できる限り文字数をMAXまで入力することをおススメします。

なぜなら、ヤフオク内のワード検索はタイトルからのみのため、ヤフオク内で最もSEO対策するのであればタイトルが重要だからです。

ちー

ヤフオク内では「タイトル」のみしか検索に引っかからないので注意!

タイトルのコツ

タイトルのコツとして、

①管理番号(あれば)
②キレイな商品には「美品」・かなりキレイなら「極美品」等の推しポイント
または生産地(日本、フランス、イタリア、USAなど)
③ブランド名(カタカナ・アルファベット)
④アイテム名(Tシャツ、デニム、パーカーなど)
⑤色(カタカナでブラック、レッドなど)

====ここまでが必須項目=====
⑥サイズ(M、38、大きいサイズなど)
⑦女性物ならレディース、男性ものならメンズ
⑧その他素材など(カシミヤ、リネンなど)

これは私がヤフオクの出品外注さんにもお願いしている内容と同じなのですが、①~⑤までが必須項目で、⑥⑦⑧は文字数が余った場合に調整で入力して頂いています。

タイトルに入れる言葉が思いつかないときは、ヤフオク内で同じような商品を検索していくと参考になる場合が多いです。

たとえば②の推しポイントですが、基本的にキレイな服が多いと思うので「美品」を書き、その後に日本製、フランス製、イタリア製、USA製などのポイントとなる生産国を書き込むといいと思います。

※中国やアジア系の生産地(カンボジア等)は書かなくて大丈夫です。

あとはコットン(綿)、カシミヤ、リネン(麻)などは素材名などもお勧めです。

※ポリエステル製は書かなくて大丈夫です。

タイトルのコツは、ずっと方カタカナばかりが並んでいると読みづらいので、カタカナ・数字・アルファベットを交互に並べるようにすると読みやすくなります。

最初のうちはそこまで意識するのは難しいかもしれませんが、メルカリや他のサイトで出品する場合にも使えるコツですので少しだけ意識してみてください。

その他、②の推しポイント等も含めてタイトルのコツ解説記事もありますのでぜひご覧ください。

メルカリはもちろん、ヤフオクでも役立つ内容となっています。

カテゴリの選択

ヤフオクで迷ってしまうポイントの一つ目に、「カテゴリ」の選択があります。

パソコンからだと、タイトルからカテゴリは自動的に予測候補が出てきます。

ある程度予測されたカテゴリが出てきます

この中から選んでいきますが、私の場合

◆ブランド名で出てくる場合・・・そのままブランド名のカテゴリー
◆ブランド名で表示されない場合・・・アイテムのカテゴリー

で出品します。

大体有名なハイブランドや、百貨店にあるブランドだとブランド名のカテゴリが存在するので(ルイヴィトン、グッチ、レオナール、レリアン、23区等)ブランド名のカテゴリを優先して選択しています。

ファッション→ブランド別と進む

ファッション→ブランド別→の順番ので選択していくと、あいうえお順でブランド名を選択することができます。

ただしブランド名のカテゴリが無い場合は、アイテムのジャンルカテゴリで出品します。

ファッション→レディースファッションと進む

ファッション→レディースファッション→でアイテム別のカテゴリを選択できます。

※バッグやメンズを出品している方は、それぞれ合ったカテゴリに進んでください。

ほとんどの場合、有名なファッションブランドであれば大抵ブランドのカテゴリが存在します。

基本はブランドカテゴリを優先、なければアイテムカテゴリという認識で私はやっています。

ちー

この辺は人によって諸説あり。色々と試してみてください。私は迷うのが面倒なのでこの基準でやっています。

商品の状態

商品の状態に関してはメルカリと同じです。

・未使用
・未使用に近い
・目立った傷汚れなし
・やや傷や汚れあり
・傷や汚れあり
・全体的に状態が悪い

この6パターンがあります。該当するものを選んでください。

余談ですが私はほとんど「目立った傷汚れなし」で出品しています。

パッと見て「あっ、きれい!」と思う物は中古であっても「目立った傷汚れなし」でOKだと経験上言えます。

クレーム避けも含めて中古だとコンディションを落として出品する人もいますが、きれいなら自信をもっていいと私は考えています。

説明文の入力

次に説明文ですが、ここも基本的にメルカリに書くようなことと同じでOKです。

フリマアシストを使えばここも情報がそのままコピーされますし、手動でコピペしてもいいと思います。

多少、ヤフオク特有の注意文文化もあるので他の人を参考に適宜アレンジしていってください。

また、ヤフオク特有の文化と言えばカラフルな装飾や文字色を使ったHTML出品をしている人も今でも多く見かけますが、私の場合は使っていません。

なつかしのヤフオクHTML文化

出典:オークションプレートメーカー2おーりんくす

https://www.auclinks.com/apm/prog/?mo=list&pl=101

みなさんも、ヤフオクの商品でこのような装飾文章を見たことがないでしょうか?

これがいわゆる「HTMLタグ入力」で作成するの説明文です。

ただ私は利用しておらず、【通常入力】(つまり普通のメルカリからの文章のコピペ)での出品をしています。

パソコンからだとここです

※スマホアプリの場合、特に何もしなくても【通常入力】で入力されますのでご安心ください。

特にHTMLを使わなくても売れますし、作業の手間を減らすためにも普通に通常入力での文章入力でOKです。

特に強いこだわりがない人は【通常入力】で出品していきましょう。

個数・発送元の地域・発送までの日数

個数…一点モノの場合は1個(※基本は特に触らない)
発送元の地域…住んでいる都道府県
発送までの日数…自分が可能な発送までの日数

を、それぞれ入力しましょう。

中古の場合は基本的に一点モノのため、1個のまま特に触らなくてOKです。

地域や日数は、特別な事情が無い限りメルカリと同じでOKです。

この辺の設定は最初の一回だけです。次回は自動で選択されていますので、どんどんラクになっていきます。

送料負担

送料負担について、ヤフオクでは大きな特徴の一つとなります。

とても大事な「送料負担」設定

送料負担は、以下の二つの選択肢があります。

・送料出品者負担送料込み)…出品者が送料を払う。基本のメルカリと同じシステム
・送料落札者負担送料別)…購入者が送料を払う。メルカリと逆のシステム

※メルカリも送料別(購入者負担)も設定できますが、ほとんどの場合「送料込み」で取引されていると思いますので、メルカリ=送料込みで話を進めます。

メルカリはほとんどの場合送料込み(出品者である自分が送料を負担する)形式で出品しますが、ヤフオクは逆の「落札者(購入者)が送料を負担(落札者負担)」という設定がスタンダードです。

最近はヤフオクでも「送料込み(出品者負担)」で出品している人も多くいますが、ヤフオクの基本は「送料別(落札者負担)」の文化です。

ですので私も送料は「落札者負担」で出品しています。

どうして「落札者負担」で出品するのか?理由を説明します。

送料「落札者負担」のメリット

たとえばメルカリで、仕入れ値2,000円の商品が5,000円で売れたとしましょう。

手数料10%、送料は100サイズで1,150円かかったとします。

送料はメルカリ便で「出品者負担」の場合で計算します。

メルカリ(送料を出品者負担)で売れた場合の内訳:
・販売額:5,000円
・仕入れ値:2,000円
・送料:100サイズ(1,150円※メルカリ便)
・手数料10%:500円

この商品の利益は、5,000-2,000-1,150-500=1,350円となります。

もしこれが、ヤフオクで送料を「落札者負担」で計算してみましょう。

ヤフオク(送料を落札者負担)で売れた場合の内訳:
・販売額:5,000円
・仕入れ値:2,000円
・送料:100サイズ落札者負担(※0円)←ここが0円になる‼️
・手数料8.8%:450円
(※LYPプレミアム会員の場合)

この商品の利益は、5,000-2,000-0-450=2,560円と、大幅にアップさせることができます。

つまり送料を落札者負担にすることによって、メルカリとヤフオクで同じ価格で売れた場合は大きく利益の幅を伸ばすことができます。

これはかなり出品者にとって大きなメリットと言えるでしょう。

また、「送料別で売れるの〜?」と感じるかもしれませんが、バリバリ売れますのでご安心を!

仕入れ値ギリギリでも出品OKになる

このように送料分の負担が落札者負担になると、送料分を考えずに値段設定もできるためその分安く出品することも可能になります。

たとえば、メルカリでなかなか売れなかったな…という商品をヤフオクに出品を切り替える場合は、仕入れ値とほぼ同額(仕入れ値+1000円くらい)での出品をしてみるのも手です。

もしそのまま値上がりせず落札されたとしても、送料分は負担しなくてもいいので仕入れ値だけでもほぼ回収できるからです。

ちー

仕入れ値で売れても、ほぼ原価回収が可能!

商品は売れなければ、仕入れ値分のお金が自分のお財布から出ていったままです。

つまり、売れなければただお買い物をしただけの状態ということ。

自分のお金は減ったままの状態です。

そこを仕入れ値代だけでも回収(売って売上にする)できていれば、仕入れで支払ったお金だけでも取り戻すことができるのです。

ぜひ、この「仕入れ値代だけでも回収」という意識を持っていただけると、ヤフオクをやる目的がはっきりしてくるのではないかなと思います。

もちろん「送料込み」で出品してもOK

私の場合「送料別」で出品していますが、もちろんヤフオクでもメルカリと同じように「送料込み」で出品しても問題ありません。

むしろ最近は、メルカリと同じように送料込みで出品している人も多く見かけます。

送料込みの方が購入者もわかりやすいですし、特に初心者さんのうちはご自身にとってもわかりやすいかと思います。

初心者で不安なうちは送料込みからチャレンジしてみてもいいと思います。

配送方法(送料)の選択

ヤフオクでは、先に配送方法を指定して出品する必要があります。

「これは薄手のTシャツだからゆうパケットだな」「トレンチコートだから80サイズだな」などと、ある程度先に発送方法やサイズを指定する必要があります。

ここがメルカリと大きく違うポイントの一つです。

そして、ヤフオクでも匿名配送・コンビニ、PUDO発送ができます!

メルカリ便のヤフオク版である匿名配送は、「おてがる配送」といいます。

ヤフオク版の匿名配送サービスです

Yahoo!オークション/Yahoo!フリマ おてがる配送の説明ページはコチラ

この「おてがる配送」はメルカリ便と若干金額が違ったりしますが、サービスの内容はメルカリ便とほぼ同じです。

ですので初心者のうちはまず、このおてがる配送を選択しましょう。

おてがる配送もメルカリ便とほぼ同じ

おてがる配送でもヤマト、日本郵便の両方で設定できますし、薄手衣料で便利な「ゆうパケット(ポスト)」ももちろん選択できますよ。

もし、便利な発送方法「ゆうパケットポスト」についてご存知がない方は、以下の記事も参考にしてくださいね。

【注意】ただしヤマト←→郵便の変更ができない

ただし注意点としては、ヤフオク(Yahoo!フリマ含む)のおてがる配送だと後からヤマト⇔日本郵便の配送方法変更ができません

ここが一番の注意点!

なので売れた後に

最初はヤマトのおてがる配送で出品していたけど、やっぱり日本郵便の方に変更して発送しよう!

と思っても、変更ができないのでご注意ください(メルカリ便ならできますが…)。

ヤマト運輸か日本郵便か、普段自分が使っていて使いやすい方を設定しましょう。

例:
ヤマトの営業所、PUDO、セブンイレブン、ファミマが近い人→ヤマトのおてがる配送を選択

郵便局、ローソンが近い人→日本郵便のおてがる配送を選択
※ただし薄手衣料は一律「ゆうパケット(ポスト)」をお勧めします(後述)

自分が普段行っている、使いやすい方の配送方法に固定しましょう!

薄手の服は一律で【ゆうパケット(ポスト)】での出品がオススメ

なんだかんだ一番便利!

ヤフオクは後からヤマト⇔日本郵便の配送方法の変更ができないので、薄手の衣類は全て「ゆうパケット(ポスト)」で出品することがオススメです。

薄手の衣類だと「ネコポスかな?ゆうパケット(ポスト)かな?」と迷うこともあると思いますが、ネコポスを選択してしまうと後から3cm以上の厚みだった時に発送できなくなってしまいます

なのでゆうパケットを選択しておけば、3cm以上の厚みでもポスト投函で発送できる「ゆうパケットポスト」も利用できます。

ゆうパケットポストであればポストの入り口の4cmくらいまでは投函できますし、全体のサイズもネコポスより大きいです。

なので薄手衣類はゆうパケットポストのみにすることをおススメします。

あとは、ネコポスも選択して出品していた場合、10件中9件がゆうパケットなのに1件だけネコポス、と選択されて購入される、ということが起きることがあります。

たとえばこの中で1件だけネコポス、ということが起こる

そうすると、わざわざ1件のネコポスのためにヤマト発送可能な場所に行かなきゃならなくなるため、非常に面倒な気持ちになることも。

なので繰り返しますが私は薄手衣類は一律でゆうパケット(ポスト)で出品することにしています。

統一してしまうとラクですよ!

それ以上のサイズは先にある程度計測して設定する

ある程度の大きさのある衣類(アウターなど)は、大体でいいので先に計測して出品しましょう。

大体ですが、アウター類は

・ダウンコート、厚手のロングコート…100サイズ
・トレンチコート、薄手のコート…80サイズ

くらいであることが多いです。

もし万が一80サイズだと思ったが100サイズだった!というように変わってしまったとしても、不足分(100〜200円程度)は自分の売上から補填されるだけなのでご安心ください。

ただ、ゆうパケットで出していたが実は60〜80サイズだった、というような場合、一応変更はできますが不足の差額はそこそこ大きいのでご注意ください。

また、60サイズで出品していたがゆうパケットで発送できそうだだとしても(配送料の金額ダウン)、変更できません

60サイズで購入者には支払いしていただいているので、60サイズで発送してくださいね。

その他、色々と配送方法の変更できる・できないがありますので以下の公式ヘルプページも参考にしてください。

Yahoo!オークションヘルプ/配送方法を変更できる場合、できない場合

終了する日時

ヤフオクは終了する日時、つまり出品している期間を設定して出品します。

私のオススメは

・回転を早く売りたい時…1〜3日間での出品
・じっくり売りたい時…5〜7日間での出品

での出品をお勧めします。

そして終了時間は21時〜22時台くらいがいいでしょう。

終了時間についても諸説ありますが、基本は無難に夜のアクセスが多い時間帯に終了がいいと思います。

もし真夜中(深夜2時など)に終了してしまうと、全く価格が伸びず終わってしまうことがあるので注意してください。

やりがちな最初のヤフオクのミスの一つです。

出品日数について

商品を回転を早く売りたい時とは、

・仕入れ値+利益で出品しているとき(安値スタートではない)
・季節がピーク〜進んできているとき
・まずは出品してみて様子を見たいとき

あたりかなと思います。

逆に、じっくり売りたい時とは、

・安値スタートをするとき(1円〜、1,000円〜など)
・仕入れ値ギリギリでスタートするとき
・定額出品などで出品期間を気にしなくていいとき

あたりかなと思います。

ヤフオクの特徴として「1円スタート」「1000円スタート」などの、かなり安い金額から高額に入札で競り上げる方法があります。

1円でスタートさせて出品期間が短いと、アクセス数を集められずにかなり安い金額のまま終わってしまう危険性があります。

同じように原価回収のために仕入れ値ギリギリで出品する時など、ある程度入札で金額を上昇させたい時はできる限り長い期間出品する必要があります。

逆に、仕入れ値に利益をしっかり乗せて出品する場合、入札者が一人いれば利益が確定する状態です。

基本的に最近のユーザーはメルカリにも慣れているので、早めに買って自分の手元に欲しいという人も多いです。

利益が確定しているのに7日間など終了まで待つのは時間がもったいない(自分に売上が入るのが遅い、入札している人も忘れてしまう)と感じるので、利益を乗せて出品しているときは短めの出品期間をお勧めします。

特に最近は、ある程度利益を乗せて出品するなら翌日21~22時台終了をお勧めします(出品期間1日・自動再出品3回)。

これが最近は売りやすいと思っています。

定額(フリマ)出品なら出品期間はあまり関係ない

ただしメルカリと同じ定額(フリマ)出品なら、入札が入った時点で即落札(完売)となるため出品期間はあまり関係ありません

もし、最初は定額出品からやりたい、という人は最長の7日間+定額(フリマ)出品+3回再出品の設定もお勧めです(再出品に関する設定は後ほど解説します)。

ちー

ただし不思議と、定額出品でも出品最終時間のギリギリに入札が入ることも多いです。

出品の価格

さてすでに「終了のする日時」のところで価格についても軽く触れましたが、ヤフオクはスタートの出品価格もとても大事なコツの一つです。

利益に直結する部分ですから、できるだけ失敗は避けたいですよね。

私としては、いきなり1円~(1スタ)、1000円~(1000スタ)のような原価割れの安い金額からのスタートではなく、しっかりと利益を乗せた金額でスタートでいいと思っています。

ちー

いきなり1スタで出品はリスクが高すぎる!

よほど回転よく売りたい、または敢えて1スタで売って利益を取りたい専用の商品なら別ですが、最初試しながらヤフオクに挑戦する場合はそこまでのリスクを取る必要はないと思っています。

私も数年1スタをやっていたのでわかりますが、1スタは1スタの商品やノウハウが必要です。

さらに私のお勧めポイントとしては、メルカリよりは安く「この金額で売りたい!」と考えていた金額でスタートすること。

メルカリはどうしても、毎日100円値下げやコメントでの値下げ交渉を見込んだる程度高めの金額(+2000〜3000円など)で出すことが多いです。

が、ヤフオクなら毎日の値下げや値下げ交渉は無視していいので、いきなり本当に【売りたい金額】からスタートすることができます。

ちー

ヤフオクは日々の値下げについて、一切気にしなくてOKなのがポイント!

メルカリより若干安いだけでも十分にお得に見えることも多いので、いきなり1円〜などの思い切った安値スタートはしなくてもコツコツ売れることが多いです。

さらに、ここでも【送料別】の設定が効いてきます!

送料別にしておけばその分も安くできるので、結果的にメルカリより安くしていても利幅を多く取れることもありますよ。

その後売れないなら下げていけばOK

そうして売れない場合、徐々に値下げしていけばいいだけです(出品終了後に価格調整は可能です)。

数週間売れなければ、仕入れ値+1,000円程度で出品したり(原価回収◎)、最後はそれこそ1円〜や1000円スタートで売り切ってしまってもOK

ヤフオクには、メルカリのいいねと同じ機能として「ウォッチ」と呼ばれる機能があります。

ヤフオクの商品を値下げしていくと、この「ウォッチ」をしていた人に一斉に通知が行きます。

ちー

値下げで通知が行くのはメルカリと同じ!

このウォッチの人に通知が行くことで、入札が入ることも多々あります。

なので最後の最後、再出品するときにウォッチがたくさん入った商品を一気に1円や1000円に下げると、

ウォッチしていた商品が、かなり値下げされた!!

とたくさんの人が気づいて一気に入札が入って値上がりしていくこともあります。

このように、ヤフオクの出品価格はかなり自由度が高いのがポイントです。

うまく調整していけば、季節の不良在庫をほぼゼロで終了させることも可能です。

毎年季節商品の不良在庫に悩む人も多いですが、時々安値スタートで売れない在庫を一層セールするようにしましょう。

物販は全体で利益が出ていればOKのため、多少赤字が出ても他で利益がカバーされていることが多いです。

この方法が一番回転も良く、そして現金が残る方法でもありますよ。

まとめると

・最初は原価+利益で出品(メルカリより安く、この価格で売りたい金額)

・しばらく売れなければ仕入れ値+1000円くらいで出品(ほぼ原価回収◎)

・それでも売れなければ1スタor1000スタなど安値スタート(赤字もあるかもしれないが現金化できるのでOK)

こういったルートでやっていけば、ほとんど不良在庫は残らず売り切ることが可能になると思います。

注目のオークション

ヤフオクの「注目のオークション」とは、ヤフオク内で表示順位をあげるいわば【広告】の設定です。

最低1日20円(税別)から設定する有料オプションで、お金を支払うことによりヤフオク内の検索表示を上位表示することができるのです。

メルカリは毎日100円値下げすることで上位表示させることができますが、ヤフオクは毎日数十円〜を支払うことで常に表示順位を上位の方に位置付けさせることができるのです。

ちー

メルカリは100円値下げで上位表示ですが、ヤフオクは有料オプションでの上位表示が可能!

こちらに関しても私は色々なノウハウを持っていますが、ちょっと解説するとなるとかなり長くなりますので今回の記事では省略します。

(当コンサル生はコンテンツ内にて解説しておりますのでそちらをご覧くださいね)

これに関しては色々な方法があるのと、まずはお金がかかることですので出品時には設定しなくてもOKです。

もし利用するなら、かなり入札を伸ばしたい場合には利用した方が良いシステムです。

ちー

「注目のオークション」はその時の出品価格や商品、入札の入り具合や終了までの日時など、色々な要素を組み合わせて使い分けています。

オプション

ここまできたら出品完了まであと一息!最後にさまざまなオプションにチェックを入れます。

私が設定しているその他オプションは、以下の通り。

私が入れるオプションはこちら

この通りで特に問題ないかと思います。

自動再出品は「3回」がMAXで、これで終了までに落札されなくても3回まで自動的に再出品してくれます。

この中で一番重要なのは「自動延長」へのチェック!

ここにチェックを入れることにより、最後の最後までグングンと落札価格が上がっていく可能性があります。

思わぬ高値で終了する可能性が出てくるのも、「自動延長」が鍵を握ります。

ちー

ヤフオクでは、「自動延長」へのチェックが最重要ポイント!

この「自動延長」とは、オークションの終了「5分以内」にまた別の人から入札が入った場合、さらに終了時間が「5分延長」となる機能です。

つまり、最後の最後まで欲しい人が複数(最低2人)いた場合、終了時間ギリギリに入札が入れば入るほど、永遠に落札時間が伸び続けるという「神機能」なのです!

この機能によって、本当は23時台に終わるはずだった商品が30分〜1時間以上延長することも多々あり、日付が変わって翌日まで価格が上がり続けるなんてこともよくあります。

ちー

どうしても商品をあきらめきれない人が2人いるだけで、永遠に価格が上がり続ける神機能!

そんなことあるの〜?って感じかもしれませんが、これが意外と起こるんです。

それくらい人気商品であるほど、最後の最後まで入札が入り続けるということがありますので、絶対にオークション形式で出品する場合は「自動延長」にチェックを入れてくださいね!

自動延長昨日は、「定額(フリマ)」形式で出品する場合はありません(一件でも入札があった時点で完売となるため)。
オークション形式で生きてくる神機能です(必ず忘れずに~!)。

ここまで設定したら、あとは出品ボタンを押して出品しましょう。お疲れ様でした!

よくある質問

せっかくなので、最後にヤフオクに関する「よくある質問」をまとめました!

もし、他にも質問がある方はぜひ質問をいただけるとブログ等でシェアしていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

友だち追加

Q.
メルカリのように匿名配送はできますか?

A.
はい、「おてがる配送」でできます。メルカリと同じように匿名配送+コンビニ発送やPUDOでの発送が可能です。


Q.
価格の決め方はどうしたら良いですか?1円スタートは怖いです…

A.
いきなり1円などのリスクある安値スタートはしなくても良い、というのが色々とやってきた私の結論です。1スタをしたいなら、1スタのやり方がありますので。

私自身も数年前1スタで稼いでいた時期もありますが(それはそれで儲かりました)、それを経て今は最初は利益を乗せて出品→徐々に調整していく、で良いと思っています。

最初は利益を乗せて出して様子見、その後売れなければウォッチを貯めた後に1円〜または1000円〜などの安値スタートでいいと思いますよ。


Q.
定額にしてYahoo!フリマ(旧PayPayフリマ)への同時出品もしていますか?

A.
以前はしていた時期もありますが、現在はしていません。なぜなら、定額(フリマ)で出品してしまうとそれ以上値段が上がる可能性がゼロになってしまうからです。なんだかんだ最後に2〜3件入札が入って伸びることもあるのでもったいないなと。

ただ、初心者にとってはかなりわかりやすい出品方法だと思っていますので、最初は定額・送料込み(おてがる配送)にしてYahoo!フリマ(以下ヤフフリ)との同時出品でもいいと思っています。そこで慣れたら徐々にオークション形式に移行していく、でもいいかなと思います。

ただし、最後残った在庫を1スタや1000スタなどの安値スタートをする場合、必ず送料は「別」で出品しましょう。

尚、ヤフオクとヤフフリとの同時出品の場合はヤフフリの安い手数料(5%)や手数料割引キャンペーンは適用されずヤフオクと同じ8.8%~の手数料となるので注意しましょう(安い手数料で出品したいなら、最初からヤフフリのアプリから出品する必要があります)。

まとめ

いかがでしたか?

実に約1.4万文字もの、かなり長い記事になってしまいました。汗

長いですがこの記事を見て、一人でもヤフオクに挑戦する人が増えるといいなぁと思っています。

きっと、今まですでにヤフオクに慣れてきている人は自分と違うと思った部分もあると思います。

が、それくらいヤフオクは自由度が高いプラットフォームであるということで、私のやり方だけが全てではないと思っています。

なので、「これをやってみたらどうかな?」「ちーさんの記事に書いていないからやめた方がいいかな?」と必要以上い怖がる必要はなく、せっかくなら色々と試してみてください

たとえば、「出品価格は定額ですか?それとも1円ですか?」というように聞かれることがありますが、まずは利益を乗せて定額、その後売れなければウォッチを貯めた後に1スタ(※必ず送料別)でもいいんじゃない?と思うわけです。

つまり全て最初から一つの決まりきったことをする必要はなく、複数のやり方を組み合わせられるのがヤフオクの良いところなんです。

ヤフオクは、一つの正解を決める必要は全くありません。

最後どんなやり方だったとしても、商品が売れたらそれが「正解」なのです。

ぜひ色々とためしてみて、もしまた質問があればお聞きください。

ブログなどでシェアしていきたいと思っています!

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